隻狼の戦闘は気持ちいい
先日隻狼のトロフィーをコンプリートしました。
もう戦闘がとにかく気持ちよくて中毒気味なのでここで語って落ち着こうと思います。
隻狼ってどんなゲーム?
隻狼はフロムソフトウェアの新作アクションアドベンチャー。
戦国時代を舞台に忍びとなり囚われの身となった主を助けるストーリー。
刀と様々な忍具が仕込まれた忍び義手を駆使し、ダークソウルの重厚さを持ちつつブラッドボーン以上のスピード感で縦横無尽に戦闘ができる。
忍殺が気持ちいい!
隻狼の主人公は熟達の忍びなので、敵に忍殺を使うことができる。
忍殺とはダークソウルの致命攻撃やブラッドボーンの内臓攻撃のようなもので、今までと違って決まると大ダメージではなく敵が一撃で死ぬ。
敵に気付かれていない状態なら背後から忍殺したり、建物の上から飛びかかって忍殺することができる。
かっこいい演出とともに豪快に忍殺できるのは気持ちいい。
しかし常に気付かれずに忍殺できるほど甘くはないし、ボスには複数回忍殺を決めないと倒しきれなかったりする。
そういう場合は敵の体幹を削り切って体勢を崩した上で戦闘中に忍殺する必要がある。
体幹は今までのスタミナのようなもので、敵に攻撃を当てたり敵の攻撃を弾くことでダメージを与えることができる。
体幹は自然回復していくので溜めるのは大変だけど、だからこそ決まった時は忍び寄って忍殺した時の何倍も気持ちいい。
強いボス相手なら尚更で、攻撃をなんとか捌きながら体幹を少しずつ削ってようやくゲージが溜まったところでとどめの忍殺!
この瞬間が最高に気持ちいい!
ダークソウルではボス戦で致命攻撃できるのは一部だけだったけど隻狼はボス戦の度にこの気持ちよさを味わえるのが素晴らしい。
カウンターのアクションが気持ちいい!
隻狼の戦闘の基本に弾きがある。
弾きは簡単に言うとカウンターで、敵の攻撃のタイミングに合わせてガードすることで攻撃を無効化して逆に体幹ダメージを与えることができる。
タイミングがずれて弾きに失敗してもガードはできている事が多いので、失敗する度に離れて回復して…みたいなことが起こりにくく戦闘のテンポがいい。
敵の近くで猛攻をガンガン弾きながら戦えている時なんかはすごく気持ちいい。
おまけに弾いた時にオレンジ色の火花が飛び散り、キィン!キィン!と高い音が鳴るおかげで視覚的にも聴覚的にも気持ちいい。
もちろん弾いてばかりで強敵に勝てるわけではない。
敵の攻撃の中にはガード不能な危険攻撃(下段攻撃、突き、掴みなど)があって適切な対処をしないと大ダメージを受けることになる。
しかしどれもカウンターとなるアクションがあって、うまく対処さえすれば攻めるチャンスになる。
下段攻撃はジャンプで回避してからもう1度ジャンプボタンを押すことで敵を踏みつけて体幹ダメージを与えることができる。
突きは見切りというスキルを習得している場合、突きに向かってステップ(回避)をすることで刃を踏みつけて体幹に大ダメージを与えることができる。
掴みは隙が大きいのでステップで回避してから威力の大きい流派技(特殊な攻撃スキル)を叩き込めたりする。
こんな感じで敵の多くの攻撃に明確なカウンターがあったりカウンターに近いアクションができるので上手くなるほど気持ちいい戦闘ができるようになる。
頼れるのはほぼプレイヤースキルのみ!だからこそ気持ちいい!
ダークソウルやブラッドボーンはボス戦なんかで行き詰まるとレベルアップしたり、武器・防具を強化したり、相手の攻撃属性に耐性を持つ装備にしたり、共闘してくれるキャラクターを召喚したり…と色んな攻略法があった。
隻狼にはレベルアップがない。
そして隻狼の武器は刀のみで、防具は存在すらしない。
中ボスなどを倒して身体力(HPと体幹)をアップさせたり、大ボスを倒して攻め力(HP、体幹への攻撃力)をアップさせることはできるが、ストーリーの進行度によって限界がある。
義手忍具という手裏剣や爆竹などの補助ツールは変更できるが、使い所やタイミングが分からないと十分に活かせない。
だから基本的に何回も死にながら繰り返し戦って敵の攻撃の捌き方を身につけていくしかない。
しかしそうやって自分の腕を磨いた末にギリギリの戦いでボスを倒せた時は今までの作品の比じゃない達成感に浸ることができる。
これがたまらなく気持ちいい。
まとめ
隻狼の戦闘は気持ちいい。
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